自分の会社を立ち上げ、経営者の道を歩むことになった背景には、ある知人との激しい議論があります。
大学時代、友人たちとお酒を飲みながら将来の夢を語り合っていました。その際、私は「東日本大震災の被災地支援やボランティア活動など、困っている人を助ける仕事がしたい」という想いを口にします。
しかし、その場にいた一人から、予想だにしない言葉が返ってきました。「お前が言っていることは偽善だ。実際に寄付をしたことがあるのか? 現場に行ったのか?」という厳しい指摘です。
悔しかった。ただ、想いはあっても具体的な行動が伴っていない自分を、その場で自覚してしまいました。言葉だけの支援ではなく、実力を持って社会を変える必要がある。そう痛感したのがこの夜です。
私の起業家精神は、この「偽善」という言葉に対する、私なりの反論から生まれたものだと思っています。