営業の才能は、開始早々に爆発しました。16歳という若さで、多いときは月に50万円を超える収入がありました。普通のサラリーマン以上の稼ぎを得ることで、自分の力で生きていく自信がつきました。
なぜこれほどの結果を残せたのか。振り返ると、「相手の懐に入る」ことに全力を注いでいたからだと思います。
私にとって営業とは、単に商品を売ることではありませんでした。目の前の顧客といかに信頼関係を築き、清田英輝という人間を気に入ってもらうか。そこに注力していました。一生懸命に取り組む姿を多くの顧客に応援していただき、それが数字となって返ってきたのです。
そしてもう一つ、私を後押ししたのは「評価される喜び」でした。結果を出せば出すほど、周りの大人が褒め、認めてくれる。一度居場所を失った人間にとって、営業実績で勝ち取る自分の席は、何物にも代えがたい誇りでした。
この感覚が、後に組織をつくるときの軸になります。